セルフジャッジの本質は”不正を監視したり防止したりする”ものではありません。
この原則は試合中に
立場の異なる対戦者が同じようなケースに遭遇したときに同じような判断をするための手引き
として考えるべきです。
セルフジャッジの原則
- ネットのこちら側のボールは自分自身でコールする
- “確実にアウトと言えるボール”だけをアウトとコールする
接地したボールとラインとの間にコートの外側の地面がはっきりと確認できた時がアウト - フォールト、アウトのコールは、ボールの着地直後、遅くとも相手が再び打つ前にする
- コールは、大きな声で相手にはっきりと聞こえるようにする
あわせて”明確なハンドシグナル”も併用するとよい - 自分のサービスゲームの時はサービスを打つ前に必ずポイントのコールをする
第1ポイントのサービスの前にはゲームスコアをコールする - 規則解釈上の問題や試合進行について、相手と意見の食い違いがあったときはレフリーを呼ぶとよい
一般に「微妙なあるいは複雑な判定は相手に有利に…」とよく言われるが、セルフジャッジの思想はそういうことではない。
第2項に明確に表現されているように「確実にアウト」と言えるボールだけがアウトなのであり、そこにはあいまいさは一切ない。
*以下は製作中です*
いくつかの例外規定
(2019年度改定)
ダブルスのための特別ルール
2人の判断が異なったとき(一人がセーフと判断し、パートナーはアウトとコールした場合)は、そのチームの失点となる